「麒麟がくる」に竹千代(徳川家康)が登場
「麒麟がくる」に、幼少の「竹千代」(後の徳川家康)が登場しています。若き日の織田信長、そして主人公・明智光秀とも出会ったというストーリーとなっています。
これまでの「狸おやじ」というイメージとはかけ離れた可愛らしい「家康」ですね。とはいえ、第10回の放送では、幼子ながら未来の天下人・徳川家康を感じさせる演技を見せてくれました。演じているのは岩田琉聖くんです。
三英傑の1人である徳川家康は、過去の大河ドラマに何度も登場しています。近年の大河でも、2017年の「おんな城主 直虎」では阿部サダヲさんが、2016年の「真田丸」では内野聖陽さんが演じられています。また、2018年に亡くなられた津川雅彦さんは、大河ドラマで2回(「葵 徳川三代」および「独眼竜政宗」)、その他のドラマも合わせると計5回も家康を演じたので、家康といえば津川雅彦さんをイメージする方も多いかもしれません。
今回の「麒麟がくる」では、岩田琉聖くんから風間俊介さんへとバトンタッチされるとのことです。これまでとは違った時代の、また違った家康が見られることになりますね。
竹千代(家康)から陛下までのつながりは?
岩田琉聖くんが演じる「竹千代」からは想像しにくいですが、徳川家康は生涯に20人以上の妻(正室・側室)を持ち、16人の実子をもうけています(男子11人、女子5人)。
天下人となった家康は、子供や孫の多くを、男子ならば大名に、女子ならば大名の妻としました。そのため名家に子孫が多く、その中には公家に嫁ぐ女性も複数おり、現代の皇室へも血が受け継がれています。家康の子女のうち、以下の6人が天皇陛下の祖先にあたります。
6人もの子供から皇室につながる徳川家康は、戦国末期から江戸初期に生きた人物の中で、最も多くのルートで天皇陛下に血を伝えている人物だと言えるでしょう。
あまりにも系図が多くて1ページでは紹介しきれませんが、たとえば秀忠(2代将軍)─家光(3代将軍)からは、以下のように昭和天皇の母、貞明皇后へとつながります。
他の各ルートについては、以下の徳川家康のページと、そこからリンクされている子孫のページを参照してください。
なお、冒頭に書いた「幼少の竹千代(徳川家康)が織田信長、明智光秀と出会ったストーリー」というのは、史実として伝わっているわけではなく創作です。とはいえ、このストーリーに出てくる、いずれ天下を取ることになる徳川家康と織田信長、そして「三日天下」の明智光秀はいずれも天皇陛下のご先祖にあたるというのは、興味深い事実でしょう。この三人の血が、どのように交わって皇室につながっているかは、徳川家康のページに加えて、織田信長、明智光秀のページからもたどって確認してみてください。
「麒麟がくる」に登場する天皇陛下のご先祖まとめ
「麒麟がくる」の登場人物のうち、以下の方々が天皇陛下のご先祖にあたります。リンク先を開いて系譜を見比べれば、どの登場人物の血が、どのようにあわさって現代まで受け継がれたのか分かるでしょう。
なお、以下のページでは天皇陛下のご先祖(3000名以上)の一覧を掲載しています。各人物のページには、その人物から陛下までの系図を載せています。あわせてご覧ください。
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