2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する斎藤道三は、天皇陛下のご先祖です。このページでは、斎藤道三から陛下までの系図と、関連するページへのリンクを掲載しています。各ページの系図を見れば、斎藤道三から現代の皇室までどのように血が受け継がれてきたかが、すべて分かるはずです。
また、斎藤道三役の本木雅弘さんが、過去に演じた皇室に関連する人物についても紹介しています。
斎藤道三とは?
斎藤道三は、下克上により美濃の戦国大名となった武将です。かつては「僧侶から油商人を経て武士となり、主君を倒して戦国大名まで一代で成り上がった人物」と言われていました。1973年の大河ドラマ「国盗り物語」など、多くの時代劇でもそのように描かれています。しかし、近年発見された資料により、油売りから武士となったのは道三の父・松波庄五郎(長井新左衛門尉)であり、親子二代で「国盗り」を成し遂げたというのが通説となっています。「麒麟がくる」では、この新しい説に基づいて描かれるようです。これまで道三は「一代で成り上がった老獪で野心的な人物」として描かれていましたが、本木雅弘さんが演じる斎藤道三は違ったものになりそうです。
斎藤道三から陛下までのつながりは?
「美濃のマムシ」というあだ名でも知られる斎藤道三ですが、以下の系図のとおり娘が稲葉貞道の正室となったことで、その血が勧修寺家を介して皇室へとつながっています。
昭和天皇は道三と信長が主役の「国盗り物語」のファンだった
昭和天皇は、斎藤道三(演:平幹二朗)と織田信長(演:高橋英樹)が主役の大河ドラマ「国盗り物語」のファンだったそうです。ウィキペディアの記事によると、桶狭間出陣前夜のシーンを観覧され、出演者とも歓談されたようです。道三や信長の子孫である昭和天皇が、そのドラマを楽しんで観ておられたということになります。
本木雅弘さんが過去に演じた役と皇室とのつながりは?
「麒麟がくる」で斎藤道三を演じるのは本木雅弘さんです。本木雅弘さんは、過去にも皇室にかかわりのある人物を演じています。
映画「日本のいちばん長い日」(2015年)では、昭和天皇として出演しています。この映画は、太平洋戦争における昭和天皇を「後ろ姿だけ」などではなく、明確に描いたことでも話題となりました。
大河ドラマでは、1998年に主役として「徳川慶喜」を演じています。徳川慶喜は天皇陛下のご先祖ではありませんが、2004年に亡くなられた高松宮宣仁親王妃喜久子殿下の祖父にあたります。ただし喜久子殿下にお子様はいないため、現在の皇室に慶喜の子孫はいません。なお、産経新聞の記事によると、撮影現場へ喜久子殿下が激励に訪問したそうです。
他には、2001年にテレビドラマ「聖徳太子」で、主役の厩戸皇子(聖徳太子)を演じています。
「麒麟がくる」に登場する天皇陛下のご先祖まとめ
「麒麟がくる」の登場人物のうち、以下の方々が天皇陛下のご先祖にあたります。リンク先を開いて系譜を見比べれば、どの登場人物の血が、どのようにあわさって現代まで受け継がれたのか分かるでしょう。
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